l'encens lunaire

-香りのある暮らし-

体感することの重要性

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いつになったら、満足するのか。

フレグランスのことです。
とにかく、ひと昔前と違ってあるわあるわ選び放題。名香と言われるものだけでも多々あるのに加えて、新作もどんどん出るわ、まだまだ日本に上陸していないブランドもあるし、あれもこれもまだまだ興味も物欲もつきない~。

お香(お線香)も時々デパート等で、知らない銘柄を見つけます。フレグランスよりよっぽど買い求めやすい値段のものがほとんど。

※お香も目をむくような値段のものもあります。伽羅を使った商品等。お寺向けの商品には一般の方が使う商品とは違って、量もそこそこあったりしますが、とにかく最上級のものは百万超える商品があったりしますから、小ロットでもン十万円。お香に限らず高級品は天井知らずのところがありますよねぇ。※

なのに、お香(お線香)は今使っている数種で満足しており、興味はわくものの、財布の紐は固く購買欲は抑えられる。お香だって、フレグランスとは香りのタイプが違うだけで、千差万別の香りがあって、新しいものも発売されてるけど、何故か買ってまで試そうとは思わない。

何故だろう!?

んで、フレグランスはすでに購入したものの中に満足できる香りはいくつもあるにも関わらず、興味と購買欲はなかなか下火にならなくて、困ったものです。しかも、庶民が購入できるレベル?としてデパート等で購入できるフレグランスの高いこと。高いこと。

この温度差は興味の度合なのかしら。
私としたことが、頻度はそう多くないとはいえ、お香に関わるお手伝いもしているのに、興味嗜好がフレグランスに傾いている!?

と、ふとその原因に思い至りました。

「お香は気軽に焚いて試させてくれない。」からだー。

デパートでは他の商品に香りが移ると困るだろうし、火を使えないというハードルがあるかも。でも、お香専門店も頼まないと焚いてくれない店がほとんど。昔blogにも書きましたけど、黙ってても売れるもんだから仏頂面の店員ばかりで頼みにくい老舗、渋々で少しならとか言いやがった路面店、商業ビルのテナント店はダメでした。積極的に焚いてくれる店舗はないに等しい。(私の経験では一店舗だけ。)

比べて、フレグランスは目をむくような値段のフレグランスだって、進んで試させてくれますからね、「なんていい香りなの~!?」って、一発で脳をやられて、そりゃ購買欲も湧くってもんですよ。

お香を買ってまで試そうとは思わない。って素直に書いてましたけど、そうなんですよ。フレグランスは買う前にそれなりに試せるわけ。充分納得してから買えるんですよ。(後でやっぱり違ったってことも時にはあるけど、それはまた別な話なのー)
比べてお線香は気軽に焚いて試してから買えないから、購入=博打になることを承知で、お札何枚も出しますか?って話ですよ。まぁ、私の場合ですけど。

先月のイベントで、いつもは持ってこない銘柄のお線香が数種あったんです。商品を陳列してて、おっ!?これは何だ?となったわけです。スタッフみんな興味津々ですよ。良い沈香を使って合成香料をあまり使っていないものほど、上香りではそのお線香の良さはわかりません。野外ですしね、早速試させてもらいまして、スタッフみんな即決です。やっぱり実際に試して気に入れば欲しくなるんですよ~。
そして、みんな喜んでお線香を買い占めたすぐ後のことです。「これは何?いい香りね!」とイベント開始前に早々にいらしたお客様が…。「すみません~。スタッフで完売しちゃって…。」(社長ー!正直すぎです……) お香の香りに誘われたのでしょう。そのお客様には他の銘柄をお薦めしたところ、試し焚きの香りに納得して購入してくださいました。考えてみたら、このイベントに限らず、いつもお香教室等でお線香を薦める時は必ず焚いた香りを試していただいているのですよね。私はどんなに良いお香も実際に試さないと、言葉だけでは商品の良さは伝わらないと常々思っていました。私がお線香をいろいろと買わないのは試せないからだという単純な理由が、当たり前過ぎて?逆に気がついてなかっただけでした。(笑)

お香も家庭の仏壇離れのせいもあって需要が減りつつあり、さらに日常使いの需要がなかなか広がらずにいて難しい状況のようですが、仏壇には良い香りを供えてもらう、良い香りは普段にも気軽に使ってもらう、そのためには、やっぱり実際の香りを試してもらう、香りの良さを体感してもらうことが大事だと思います。今の販売の仕方を見直す、工夫することも、売上増、もっと言えばお香という文化を廃れさせないためには必要だと感じます。

さて、私のフレグランスへの興味を終わらせるためにはどうしたもんかなー。試さなければ良いかと言うとそうでもない。なぜならすでに欲しい香りは記憶にはっきりインプットされており、リストは長いのです。サンプルもたくさんあるし、気に入ったサンプル使いきる頃にはボトルが欲しくなるのですよ~!

そうだ、お線香売り場で試し焚きできない場合はサンプルあげるとか、数本で何百円とかで売れば良いのですよ~。
フレグランスもサンプル売ってくれればいいのにな。(って、結局フレグランスで〆かい。)





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今日この頃

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気がついたら、1年何も書かずに放置してしまったわけですが、

私の香り好きは相変わらずで、お香も焚きますし(作りますし)、フレグランスには財布の紐がゆるみます。

気がつけば、お香の調合を勉強してから10年経っていて、月日の経つのの早いことといったら。

お香の活動では、blogでも何度か紹介している春のイベントは今年も雨の降るなか行われました。寒かったのなんのって、桜は満開なのに残念なお天気となりました。このイベントは毎年ほぼ同じメンバーでお手伝いしていて、さながらプチ同窓会のようでもありますが、お客様の中にも毎年楽しみにいらっしゃっる方も多く、再会も楽しみの1つです。特にお子様は成長されてますしね。

一昨年、復活したフレグランス。
お香の調合がきっかで使わなくなっていたフレグランスですが、なぜ復活したのか、考える機会が何度かありました。
考えてみたら、きっかけは、当時行っていた美容室の美容師さんだ!とふと気がつきました。彼が行く度に、呪文のように数々のニッチフレグランスの名前を耳元で囁いていたのが、いつまにか脳にインプットされていたんですね。私は「へー、フレグランス好きなんだな~。」と、いつも唐突に始まるフレグランスの話に「今度試してみるねー」と流していましたが、そのうちほんとに試そうという行動に出た結果が、フレグランスへの回帰になったのですね。しかし、なんで試そうと思ったんだか催眠術にでもかかったのか? というか、それよりもなんでいつも私にフレグランスの話をしつこく(笑)持ち出していたのか?

そうか、よっぽど私がお香臭かったのですね。(笑)

自分(家族も)では気づかないほど、お香の香りが自分の衣類や持ち物や家に染み込んでいることに、気がつく機会がほとんどなかったのですよね。
何度が指摘された時は良い意味、良い印象として言われましたが、香りは、そう!好みが大きいですし、件の美容師さんは私のお香の香りは褒めなかったので、もっと違う香りをさせてればいいのにと、思って教えてくれていたのかと割りと最近気がつきました。遅っ。

それにしても、昨今、某製品のCMで家臭なんかも取り上げられてますけど、鼻は自分の香りにはほんとに、すぐ慣れてしまいますから、お香にしてもフレグランスにしても、どんだけ周囲に香っているのかというのは、気になるところです。

というわけで、
お香の香りはつけようと思ってつけていないので仕方ないとして、まあ周囲に迷惑になるほど香りませんから、許して欲しいところですが、
フレグランスについては、職場で上手につけてる方がいて、側によった時だけフワッと香るんですよね。私はどうなんだろうと思っても、なかなか誰にでも聞けない。つけるときは自分にだけ香るように肌のお腹の辺りにつけたり、最近は拡散性の低いパルファンを上手に利用したいと思っています。

先日、海外旅行客の多い場所に行く機会があって、どんな付け方してるのやら、けっこう拡散してる人がいまして、私的には「おっ、いい香り~。」なので嬉しかったのです。逆に日本人ってほんと無臭か、もしくはタンスの樟脳の香りさせて逆に臭い人の方が多いし、樟脳ならまだしも、生活臭させてる人の方がフレグランスの香りをさせている人よりよっぽど多い!と私は思うんです。
日本人も、もっと香り上手になったらいいのに思う今日この頃です。



春の香り

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ふき

春になると祖父と祖母がふきを取りに行っていました。
家族みんなで大量のふきの筋をとりましたっけ。祖母が甘辛く煮てくれたのを思い出します。美味しかったな~。

ほんの数本のふきを料理しました。
まな板の上で塩で板ずりした瞬間、ぶわーっ!とふきの香りがして、それはまさしく春の香り。

とっても自然な豊かな大地の春の香りです。

春のせいか、最近は春のさわやかな香りを身にまといたかったのですが、春の香りって?
このふき香りにはどんなフレグランスの香りも敵わないと思いました。
身につけるわけには、いかないですけどね。

※※※※

この懐かしい香りに、祖母のこと、祖父のこと、幼い自分、当時住んでいた家、ふきの香りと共にたくさんの記憶が一気に甦りました。ふきの香りなんて忘れていたのに、香りを感じたとたん、その香りは脳に鮮明に記憶されていて、同時に香りをとりまく記憶も呼び覚ます。香りは記憶のスイッチ。覚えている脳も凄いけれど、「香り」のそのものの持つ力も凄い。

以前見たテレビ番組で、事故で嗅覚を失った女性が、生のローズマリーを刻んだ瞬間、その香りを感じて、なんと失った嗅覚まで取り戻したというエピソードがありました。「ローズマリーは記憶のために。」という言葉がありますが、この言葉以上のエピソードですね。にわかには信じられない。でも、アロマセラピーとしてごく一般的に受け入れられている以上に、香りには、他にもっと凄い魔法、パワーが潜んでいると思います。人が香りに魅力を感じるのは、ただ良い香りだからというだけではなく、知らず知らずのうちに、いろいろな恩恵を受けているに違いありません。凄すぎて逆に香りの効果とは結びついてなかったりするかも。それは、知らないからこそ、気づかないからこそのパワーかもしれません。それこそ真の魔法。知らないからこその魔法だったりして。

乃が美のパン@美味しい香り

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1年ぶりに書こうと思ったきっかけは、
お香でもフレグランスでもなく、美味しい香り。
食いしん坊ネタです。

家族が大阪土産に食パンを買ってきました。
わざわざ食パン!?と思うなかれ。
食べてびっくりの食パンです。
2日目が美味しいってどういうこと!?

今、渋谷東急と東京大丸で催事販売しています。
都内の方、チャンスですよ!
私は定期的に催事の情報をチェックしてます。

店舗では長蛇の列、さらに焼き上がり待ちとか、基本予約じゃないと買えないとか、とにかくこれ以上人気が出たら、幻になるんじゃないかと心配になったりして。

購入制限があるので、買えるだけ買ってきて~
と、家族に頼んだら、今回の催事で、
タイミングが良かったのか、なんと5本買えました。
心おきなく食べられる~。(って、どう考えても買いすぎだろ?)

知らなかったのですが、何年か前から食パンブームなんですね。

とにかく、美味しさについてとやかく書いてもヤボなので、
実際に食べて味わってください!

1つだけ。基本焼かずに食べるのが美味しいというパンですが、かる~く焼くと、中がフワトロ外がカリっとして、これまた美味しいです。焼く分まで残すには、1人で食べるとしても1本では足りないのは間違いないですよ。


体調と嗅覚

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ブログに書こうかなーと思っているうちに月日が流れ、終わってしまった。2015後半の朝ドラ。

割と最近、N○Kの時代劇等で時々「お香」が出てくるんですよ。前の朝ドラはよく出てきましたね~。お父はんがよく香木を焚いているシーンがありました。その度に「おぉ!」と一人反応しておりました。登場人物が想いを寄せる女の子に手作りの「匂袋」をプレゼントするシーンもあって、「おおっ!」脚本家さん、お香好きと見ました。

江戸時代は庶民の間でも香文化は広まっており、匂袋の調合も良家の子女の嗜み、教養の1つであったと言われています。
ま、それは\('_\)(/_,)/

お父はん、お亡くなりになる前に「今日は伽羅の香りがキツイ」というようなことを仰り、奥さんが「それなら真那賀にしましょう」というシーンがありました。むむ、脚本家さんやるな!です。そして、あぁ、お父はん、いよいよなのねと思いました。

フレグランスを愛好していると、体調や気分によって使いたい香り、使いたくない、使えない香りがあります。アロマもそうですが、花の香りだけでも多種多様、そこにフルーツやらウッディやら何やら合成の香りも加わり、香調が多岐にわたるので、無理もありません。メロンの香りなんか南国っぽいですけど私は時々おえっとね、なりやすいです。

香木のような穏やかで極端に異ならない香りでも、今日はこの香りがいい!っていうのは、日常使い続けているとあります。沈香と白檀はわかりやすいですが、沈香の木所の微妙な香りにも体は反応します。

人間の嗅覚って凄いですよねぇ。日常普通に過ごしていても、香を焚く習慣があると、見過ごしがちの自分の微妙な体調にも気づけることもあるということです。

ドラマの主人公の夫は体調に自覚症状がなくても、味覚の異変が病気に気づくきっかけになっていました。お茶の繊細な味を小道具に使うとは、脚本家やるな!②です。
味覚と嗅覚は密接に関係しています。もし、彼が香道も嗜んでいたら、香木の香りの感じ方にも気づいたのではないかと思います。

嗅覚も味覚も健康管理に役立つことは間違いないと常々思っていますが、特に嗅覚の場合は心静かに過ごして香りを聞いてないと、聞き逃してしまうかもしれませんね。ただ焚きゃいいってもんじゃない。もちろん、お茶も台所で点ててがぶ飲み、するわけないか。

ま、ようするに、心静かに過ごすってことがなんにしても大事ってことですかね。

嗅覚の衰えが呆け、痴ほう症の初期症状に現れると最近の研究であきらかになってきています。味の濃いものや匂いのキツイものでわかるようになってきたらいよいよ心配です。
その前に気づける可能性の1つとして、沈香の香りやお抹茶を生活に取り入れると良いかもですよ。

もっと普通なところでは、風邪のひきはじめも風邪の緒症状が出る前にわかりますよ。今日は香りの感じかたが鈍いなと思うと、たいていあとから風邪をひきます。風邪も体のバランスを整える働きもありますから、ひいて悪いことはないですが、なるべく軽い症状で乗り越えたいです。嗅覚の変化を大人しく家で養生しなさいというサインとしてとらえられると良いと思います。「風邪の効用」、嗅覚をもっと意識して生活したいものです。


もう少し

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ずっと嗅覚のことを臭覚と書いてました。 恥ずかしい。

嗅覚の話をしたいのですが、その前に。

パソコンがほぼ使えなくなり、blogを書きにくくなってしまったこともあり、放置していたblog。
いっそ全て削除してしまおうかと思っていた矢先のことです。

最近時々訪れるblogをスマホで読んでいたら、特に意図した操作をしてないけれど、ふと手が画面上を滑って画面が移動したと思ったら。何故か私のblogが表示されました。えっ?
普通こういう時に出るのは邪魔なだけの広告や誘導画面。自分のblogは昨年からしばらくスマホで表示させてもいなければ、見ていたblogはfc2でもない。なんで?

これをきっかけに、駄文を読み返して苦笑いしていたら、いつの間にか拍手の激増(私のレベルで)している記事があって驚愕。まさか。

私のように何かをネットサーフィンしている方に、某かの参考になることも微々ながらあるのだなぁと、ちょっと嬉しかったです。
自分のための備忘録blogであるとはいえ、やっぱり嬉しいですね。ありがとうございます。

今回、不思議なきっかけで、自分の日記を、ふんふんなるほどー、あーそういえば、と、読み返すことで、私自身気づくこともありました。

専門的なことは何も書けないけど、同じように感じでくださる方がいたら、良かったです。

ということで、もう少しほそぼそとblogを続けてみようと思います。

昨年はお香の講座も一昨年より少なく、作る機会も減って、フレグランスのことばかり考えていました。
漢方香原料に触れてから、一時はフレグランスの香りが苦手=嗅覚が受け付けなくなり、遠ざかっていましたが、また復活したのは何故なんでしょう。
フレグランスへの興味もだいぶ落ち着いてきました。私の懐もホットしそう。
ですが、たかだか1年半位の間にも、嗅覚?好み?が変化したのか、気に入って使っていたフレグランスの中に、もはや使えない物が出てきて、ショックです。その日の気分とか体調で使えないのではなく、良い香りだけど、もう使いたくないと感じるんです。「良い香りだけど無理」とすら感じるものも。こんな短期間で、そんなことになるなんて酷い。サンプルじゃありませんよ、ボトルです。まだた~っぷり残ってます。それも1つじゃない。
えっ?昨年何本買ったの?って?えっと、それは、\('_\)(/_,)/

嗅覚よ、お前ってやつは!

どういうことなんでしょうね。